【SUZURI】自作グッズの色味を元データと比較してみた・グッズの使用感について

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オリジナルグッズを販売したい人にとっては便利なサービス、SUZURI(スズリ)。

自作のデザインのデータを登録するだけで、簡単にオリジナルグッズを作って販売できます。

売れた分だけ、SUZURIがデザインをグッズにプリントし、購入者に発送してくれます。
このため、出品者は在庫を持たずに済み、自分で発送する手間もない便利なサービスです。

作れるアイテムはTシャツやパーカー、エコバッグなどの布製品から、クリアファイルやノート、マグカップなど多岐にわたります。
一つデータを入稿するだけで自動的にこれらのグッズが作成可能に。

とても簡単です!

私もSUZURIでオリジナルグッズを作ってみることにしたのですが、気になることがありました。
入稿時のデータと実際にプリントされたデータで色味などが変わる場合があるのです。
どのような仕上がりになるか分からないまま販売するのは不安なので、自分で購入して確かめてみました。

一例ではありますが、suzuriのグッズの色味・印刷具合が気になる方の参考になれば幸いです。

合わせて、グッズの使用感についても記載しました。

Contents

SUZURIグッズの色味 元データと比較

色味の違いが起きる原因

色味の違いが起きる原因は、入稿時のカラー形式はRGBですが、印刷時にCMYKに変換されるためです。

RGBよりCMYKの方が色域が狭いため、RGBで表現できる鮮やかな色がCMYKでは表現できないことがあるそうです。

詳しくはSUZURIの公式ページに記載されています。

そしてもう一つ気になったことが、アイテム作成画面の注意書きにあった、こちらの文言。

オブジェクト(線や文字を含む)自体が1mm以下である場合、正常に加工されずプリントのつぶれや欠けが発生する恐れがあります。

私のイラストは鉛筆描き風の輪郭線で描いているため、線が細いところや薄いところもあり、ちゃんとプリントされるのか心配でした。
今回購入したグッズは、この部分についても確認しました。

今回作って購入したのは

  • マグカップ
  • ミニクリアマルチケース
  • スタンダードTシャツ (2柄)

以上の3つのアイテムです。

元データと比較しながらひとつひとつ見ていきます。
※写真の解像度が高くないため、写真は2割り増しくらいで見ていただけるとありがたいですm(_ _)m

マグカップ

2種類のうさぎのイラストをマグカップの表と裏に配置してみました。

第一印象では、ちょっとぼんやりしてしまったかな?という感想です。

しかし心配していた輪郭線は、元データよりやや薄い印象ではありますが、消えずにプリントされていました。

うさぎが着ているワンピースの細かい模様は、潰れてモヤっとしています。

色味については、もっとくすんでしまうかと思っていましたが、そこまで違和感なく色が出ていると思います。

《改善点》
マグカップいっぱいに絵がプリントされるようにデータを大きくしました。
ひとつのマグカップで絵の雰囲気は統一した方が良さそうなので、表と裏で同じ絵柄のものを2種類作ることにしました。

マグカップの使用感

500mlのペットボトルと比較

思っていたよりもずっしり、しっかりとした作りです。
直径8cm、高さ9.2cm。重さを測ると320gあります。

置いた時の安定感も抜群です。
飲み物を入れる他、ペン立てや小物入れにして飾ってもよいと思いました。

普段使いで使用していますが、とても使いやすくてお気に入りです。

持ち手の形状がしっかりと持ちやすく、生地も厚めで丈夫。
容量もたっぷり入ります。

ミニクリアマルチケース 

マグカップと同様、元データよりややぼんやりしています。
とはいえ、髪の毛の線なども薄いですが消えずに印刷されています。

すごく主観的な感想ですが、子どもの頃、こんな感じの印刷のものを見たことがあったような・・(水着を入れるビニールバッグとか、雑誌の付録とか)
私はちょっと懐かしい感じがしました。

女の子の髪の微妙な色合いが再現されず、ほぼ薄いベージュ一色になっています。
正直に言いますと、私はちょっと気になります。
そこで娘に感想を聞いてみました。

ぱっと見て、色が薄いと思う?

全然気にならない。
元データを知らなかったらこういう絵だと思う。

とのことでした。確かに、そう言われてみればそうではあります。
細かいことを気にしているのは、案外作り手だけなのかもしれません。

ミニクリアマルチケースの使用感

ワイヤレスイヤホンを入れています

サイズ 幅6.5cm 高さ11.5cm
ビニール素材で出来た小物入れです。
裏のホックを外して物を出し入れします。
引っ掛けられるリング付き。

ビニールもそこそこ厚みがあり丈夫そうです。

これは娘が気に入って使ってくれています。持っていたワイヤレスイヤホンを入れるのにちょうどいいようです。

スタンダードTシャツ

生地に溶け込むような優しい発色だと思いました。

猫のイラストは元データに近いイメージにプリントされていました。イラストが大きめに印刷されていることも良かったようです。

ナマケモノのイラストはやや色が薄いかな?と感じましたが、許容範囲ではあると思います。

茶色はやや赤みが強く出ていますが、大きな違和感はありません。

スタンダードTシャツの使用感

思っていたよりしっかりした生地で丈夫そうです。

ネックラインの比較

猫の方はレディースのMサイズ
ナマケモノは普通(男女兼用)のMサイズ
を購入しましたが、普通のMサイズは首周り(ネックライン)がやや狭いと感じました。
人によってはやや窮屈に感じるかもしれません。
レディースの方がゆったりで余裕があります。

洗濯による色落ちが気になるところですが、5回以上洗濯し、やや色が薄くなったように感じました。

ちなみにナマケモノのTシャツは娘が着ていますが、妙に似合っています笑

まとめ

やはり元データの色味を完全に再現することや、繊細な表現までプリントすることは難しいようです。
線をはっきり描いたり、ある程度の色味の違いは見越した上でデザインを作成し、あとは実際に購入して確かめるのが確実な方法だと思いました。

3つのアイテムを実際に手に取ってみて感じたことは、作りがしっかりしていること。

通常の使用で簡単に傷んだり壊れるものではなさそうです。
この点は、安心して販売できると思いました。

あとは、作り手が魅力的なデザインを載せることで、商品としての価値が出るのですね。

よりよい商品を作っていけるよう、さらに精進しようと思いました。

ちなみに今回紹介したアイテムはこちらで販売しています。

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