iPadで絵を描き始めたイラスト初心者。デジタルイラストの良さとは

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パソコンのついでに購入したiPadですが、こちらの方が先に活躍することになりました。

子どもの時以来、イラストを描くのをやめていた私が、また描き始めたのです。なんと、約30年振り😇。

これは、デジタルイラストが自分に合っていたからだと思います。

この記事は私の体験談ですが、

  • iPadでイラスト描けるらしいけどどうなのかな?
  • 趣味でイラスト始めようかな?
  • この歳から描き始めてももう遅いよね?

という方にも参考になるかもしれません。よかったら読んでいただけると幸いです。

Contents

今まで描かなかった理由

絵心が足りないと思っていた

子どもの頃はイラストを楽しく描いていました。
周りの子よりやや上手だったし、得意だと思っていました。

でも、中学生になったあたりから、限界を感じるようになりました。動きのある人物や、いろんな角度から見た人物が苦手なんです。
人物以外でも、実物を見ないと描けないものばかりだし、だんだん描くのが楽しくなくなっていきました。

子どもの頃、自然と周りの子より少し上手に描けたおかげで、逆に、「絵は得意な人なら描けるもので、描けないのは得意じゃないから。自分が壁にぶち当たったのは、絵心が足りないからだ。」と、思ってしまっていました。

理想が高くて失敗が怖い

紙に描くと、基本的に一発勝負です。例えば、色を塗るときに、色選びを間違えてしまったら失敗。失敗するのがいやなのです。

自分の画力を信じられないけど、描きたいものの理想はあって、描いた結果が物理的に残ってしまうのが嫌だったのだと思います。

iPadでイラストを描き始める

とりあえず買ってみたiPad。せっかくApple Pencilも買ったし、イラストも描けるらしいから、使ってみよう。と軽い気持ちで始めました。

アプリは、procreateを購入しました。価格は1200円くらいの買い切りでした。

Procreate

Procreate

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使い方をYouTubeで予習。分かりやすい動画を上げて下さっているYouTuberさんが沢山いて、本当に助かりました!

操作していて、分からないところがあった時は、ネット検索し、使い方を解説しているブログにお世話になりました。皆さん、ありがとうございますm(_ _)m

デジタルイラストの良さ

実際に使ってみて良いなと感じたことは、やり直しがしやすいこと。前の操作に戻るのが簡単。ひとつの操作で、一瞬で戻れます。

パーツや色をレイヤーごとに分けておけば、他の部分に影響なく、直したいところだけ簡単に変えることも出来ます。

他にも、あとから拡大や縮小したり、位置を移動したり。
(他にもいろいろ機能があるのですが、まだ使いこなせていません。)

とにかく、修正や加工がとてもしやすいのです。

イラストを描き慣れず、一度では納得のいく絵を描けない人にはうってつけです。

これは、今まで感じていた、絵を描くことのハードルをかなり下げてくれました。

そして、描いた絵はiPadの中に保存されます。

形があるようで、ないような。

まだ未熟なイラストの、物理的な存在感がないことは、気持ちを楽にしてくれました。

このように、iPadで気軽に絵を描けるようになったことで、もっと描いてみようという気になってきました。

イラストの練習

とりあえず、人物の練習をしようと思い、クロッキーの練習が出来るアプリをダウンロードし、やり始めました。

ポーズクロッキー

ポーズクロッキー

posted withアプリーチ

それと、イラストや絵の描き方の本も数冊読みました。

これらの本は、AmazonのKindle Unlimited の対象だったため、一ヶ月無料キャンペーンを利用して読みました。

そうやって少しずつ、子どもの頃に描いていたようなイラストを描いてみたりして、感覚を思い出していきました。

子どもの頃は女の子の顔を描くのが好きで、それ以外があまり得意でなかった(というか、描いても楽しくなかった)ので、全身や、他のモチーフも描いてみました。

そして、当たり前のことに気付く

そうするうちに、やっぱり女の子の顔が描きたくなり、ある写真を見ながら描いてみることにしました。写真はこちらのアプリで見つけました。

らしさ ヘアスタイルデザイナー

らしさ ヘアスタイルデザイナー

無料posted withアプリーチ

もし紙に描いていたとしたら、②くらいで終わっていたと思います。
なぜなら、目の位置が微妙に元の写真と比べるとズレてしまい、絵を良くするには一旦消して描き直さなければいけないからです。そこまで根気がなく諦めていたと思います。

でも、今回はデジタルイラスト。目のところを範囲指定し、少しだけ移動させることが出来ました。
そのようにして、かなり集中して何度も写真と見比べながら、細かい修正を繰り返しました。
トータルで10時間くらいかかりましたが、③まで描くことが出来ました。

どんどん良くなっていくことに自分でも驚きました(まだまだな画力ですが、その時の自分としては)。

そして、はっと気付いたのです。
子どもの頃、絵が得意と思っていたけど、それは描くことの入口でしかなかったんだと。

絵を完璧に描こうと思えば途方もない時間がかかるし、それには観察力もいるし、技術がいる。
それには、練習が必要だということ。

粘り強く観察と修正を繰り返せば、ある程度は描けるということ。これを実感しました。

今までの私は、入口のところで諦めてしまっていたのだと、今さら気付いたのです。

もう既に画力アップのために努力を重ねている方なら、当たり前過ぎることだと思うのですが・・。

もちろん、その人の持って生まれた才能が大きいけれど、技術はある程度、練習で上げていける。そう思うことが出来ました。

修正が容易なデジタルで描いたからこそ、ここまでたどり着けたのです。

おわりに

iPadとApple Pencilは、再びイラストを描くきっかけを私にくれました

そして、イラストを描く時の気持ちって、子どもの時のそれと変わらないのだなと思いました。無心になって、描いている絵を良くするために描く。

実は、始める前は少しだけ自分の年齢が気になっていました。この歳から始めても遅いかもしれないとか。
でも、子どもの頃と同じような気持ちで描くうちに、気にならなくなりました。

それからは、LINEスタンプを作ってみたり、Instagramにイラストを投稿してみたり・・
iPadを買う前は、これほど自分がイラストを描くようになるとは、全く思っていませんでした

デジタルイラストが合っている人、いると思います。あなたもどうですか?😊

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